「応用情報技術者試験の午後試験って、採点が甘いの?」
「記述式だけど、部分点がもらいやすいって本当?」

応用情報技術者試験(AP)の午後試験は、記述式の解答が中心のため、
受験者の間で「採点が甘い」「思ったより点数が高かった」という声がある一方、「自己採点より低かった」「厳しい採点だった」という意見もあります。
実際のところ、応用情報の午後試験は採点が甘いのか?厳しいのか?
本記事では、
- 午後試験の採点基準はどうなっているのか?
- 実際に「採点が甘い」と感じた人と「厳しい」と感じた人の違い
- 採点の仕組みを理解して、合格しやすい答案を作る方法
を詳しく解説します!
「午後試験でしっかり点を取りたい!」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
応用情報技術者試験の午後試験は採点が甘い?
午後試験 基本的な採点の仕組み
【午前】
試験時間 9:30~12:00 (150分)
出題形式 多肢選択式(四肢択一)出題数・解答数
- 出題数:80問
- 解答数:80問
【午後】
試験時間 13:00~15:30 (150分)
出題形式 記述式出題数・解答数
- 出題数:11問
- 解答数:5問
応用情報技術者試験の午後試験は、
- 情報セキュリティ(必須)+ 選択4問(10問中4問選択)
- すべて記述式(穴埋め・短文記述・論述)
- 採点基準は公表されていない(IPAの内部基準)
午後試験の採点は、マークシート方式ではないため、部分点がもらえるかどうかがカギになります!
午後試験の採点は本当に甘いのか?
午後試験の採点について、ネット上では以下のような意見があります。
「採点が甘かった!」という意見
- 「自信がなかったけど、思ったより高得点だった!」
- 「解答例とは違う表現を使ったけど、点がもらえた」
- 「部分点がしっかり入っていた」
「採点が厳しい!」という意見
- 「自己採点で合格圏内だったのに、落ちた…」
- 「論述で意図は合ってたのに、点が低かった」
- 「記述ミスや用語の違いで減点された?」
午後試験の採点が甘いと感じるケースと、厳しいと感じるケースの違い
採点が甘いと感じる人 | 採点が厳しいと感じる人 |
---|---|
キーワードをしっかり入れて書いた人 | キーワードが抜けている人 |
問題文をしっかり読んで、文脈に合った解答を書いた人 | 解答の方向性は合っていたが、表現が曖昧だった人 |
文章の論理構成が分かりやすかった人 | 長すぎたり、的外れな内容を書いた人 |
ポイント:午後試験の採点は、厳しいというより「採点基準に合っているかどうか」で評価が決まる!
午後試験で高得点を取るための採点基準の4つの攻略法
攻略法① キーワードを意識して書く
記述式試験では、「重要なキーワード」を解答に含めることが最重要!
例:「ネットワークのセキュリティ対策」
- △ 曖昧
不正アクセスを防ぐための対策を行う。(曖昧すぎる) - ◎ 具体的な用語を使う!
「ファイアウォール」や「アクセス制御リスト(ACL)」を用いて、外部からの不正アクセスを遮断する。
攻略法② 問題文にある言葉を使う(問題文の表現を活用!)
午後試験では「問題文の言葉をそのまま使う」と、部分点がもらいやすい!
例:「プロジェクト管理におけるリスク対策」
- △ 曖昧
問題を予測し、対応を考える。 - ◎ 具体的
「リスクアセスメント」や「リスク回避策」を実施し、想定される問題への対応策を策定する。
攻略法③ 余計なことを書きすぎない(簡潔な解答を心がける!)
午後試験は、「論理的な解答」が求められるため、長々と書きすぎると減点のリスクあり!
例:
- ❌ 余計な説明が多い!
「ネットワークのセキュリティ対策として、企業ではさまざまな手段を用いて対策を行っています。
例えば、ファイアウォールを導入したり、アクセス制御を強化したり…」 - ◎ 要点が明確で減点リスクが低い!
「ファイアウォールを導入し、不正アクセスを遮断する。」
攻略法④ 採点の甘さを利用するなら、途中まででも書く!(空白を作らない)
午後試験の採点では、「部分点」がしっかりもらえる傾向があります。
例:「データベースの正規化について説明せよ」
- ❌ 空白で提出 → 0点確定
- △ 「データを整理する手法の一つ…」と途中まで書く → 1〜2点もらえる可能性
- ◎ 「データの重複をなくし、正規化の第1〜第3正規形を適用する」 → 高得点!
「分からなくても、とりあえず何か書く!」が大事!
Q&A|「応用情報技術者試験の午後試験は採点が甘い?」に関する よくある質問
🔸Q5.途中までしか書けなかった場合、得点はゼロになりますか?
Q1.応用情報の午後試験は本当に採点が甘いのですか?
「採点が甘い」と言われる理由は、記述式問題に部分点があるためです。
完全に正解を書けなくても、論点を押さえていれば得点が与えられます。
例えば、キーワードを正しく用いていれば点数が加算される仕組みがあります。
Q2.採点基準はどのように決まっているのですか?
公表はされていませんが、IPAは「採点要領」を定めており、解答例のキーワードや論点ごとに配点が割り振られています。
そのため、模範解答と完全一致しなくても 採点者が意図を汲める程度に要点を書けば点が入る のが特徴です。
Q3.午後試験では誤字脱字があると減点されますか?
一般的に軽微な誤字や言い回しの違いで減点されることはありません。
ただし、用語を誤って使うと意味が変わってしまい、大きく減点される可能性があります。
重要用語は正確に書くことが重要です。
Q4.長文解答が必要ですか?
長文を書く必要はありません。
むしろ 短く、要点を押さえた解答 が高得点につながります。
模範解答も多くは1〜2行程度です。ダラダラと書くよりも、キーワードを含めて簡潔にまとめることが効果的です。
Q5.途中までしか書けなかった場合、得点はゼロになりますか?
いいえ。午後試験では「部分点」があるため、途中までの考え方や計算過程を書いていれば得点になります。
逆に、まったく何も書かないと0点なので、迷っても必ず記述することが大切です。
Q6.科目ごとの難易度差は採点に反映されますか?
直接の補正はありませんが、合格率を一定に保つために出題時点でバランス調整がされています。
つまり難しい問題は配点が相対的に緩くなる傾向があるため、「難しいから解けない」と諦めずに挑戦する価値があります。
Q7.午後試験の合格戦略で最も重要なことは何ですか?
次の3つです。
- 得意分野を選択(午後試験は選択制なので、自分の強みを活かす)
- 部分点狙いで記述を埋める(空欄を作らない)
- キーワードを正確に書く(IPAが求める用語を意識)
この3点を徹底すれば、採点が甘めの特性を活かして合格に近づけます。
まとめ|採点基準を理解すれば、しっかり点が取れる!
- 採点が甘いと感じる人は、キーワードを入れて、論理的に書いている
- 厳しいと感じる人は、キーワードが不足し、曖昧な解答を書いている
- 採点の仕組みを理解し、得点しやすい解答の書き方をマスターすれば合格率アップ!
午後試験の記述式問題は、正確なキーワードと論理的な記述が重要!
「午後試験の採点が甘い=簡単に点が取れる」ではなく、
「採点基準を理解すれば、しっかり点が取れる!」ということです!
合格を目指して、午後試験対策をしっかり進めていきましょう!