「応用情報技術者試験(AP)の午後試験、どの選択科目を選べばいい?」
「難易度が低くて合格しやすい科目はある?」

応用情報技術者試験の午後試験は、必須の「情報セキュリティ」+選択4問の計5問を解く必要があります。
しかし、選択科目は「得意・不得意」「勉強しやすさ」「得点しやすさ」が大きく違うため、適当に選ぶと合格が遠のくことも!
そこで本記事では、午後試験の選択科目一覧と特徴、選ぶべきおすすめの科目と避けるべき科目を詳しく解説します!
目次
応用情報技術者試験 午後試験のおすすめ選択科目と対策!
応用情報技術者試験 午後試験の構成
- 全11問の中から、必須1問+選択4問を解く(合計5問)
- すべて記述式で、論理的な解答が求められる
- 問題文が長く、読解力も重要!
出題分野 | 必須/選択 | 特徴 |
---|---|---|
情報セキュリティ | 必須 | 文章問題・記述形式(暗記+思考力が必要) |
経営戦略 | 選択 | IT戦略や企業経営の基礎 |
プログラミング | 選択 | 擬似言語を使ったアルゴリズム問題 |
システムアーキテクチャ | 選択 | ハードウェアやクラウドの基礎 |
ネットワーク | 選択 | TCP/IP、ルーティングなど |
データベース | 選択 | SQL、正規化など |
組込みシステム開発 | 選択 | IoT、リアルタイムOSの知識 |
情報システム開発 | 選択 | ソフトウェア開発のライフサイクル |
プロジェクトマネジメント | 選択 | WBS、進捗管理など |
サービスマネジメント | 選択 | ITIL、運用管理 |
システム監査 | 選択 | 内部統制、監査手法 |
午後試験のおすすめ選択科目ランキング
おすすめ選択科目ランキング(得点しやすい順)
順位 | 科目 | 理由 |
---|---|---|
1位 | ネットワーク | 過去問の類似問題が多く、対策しやすい! |
2位 | データベース | SQLや正規化の基礎を学べば得点しやすい! |
3位 | システム監査 | 暗記中心で解きやすく、論理的思考力も不要! |
4位 | プロジェクトマネジメント | WBSやリスク管理など、パターンを覚えれば対応可! |
5位 | 情報システム開発 | SE経験があれば有利!要件定義や開発プロセスが中心 |
「ネットワーク」「データベース」は特におすすめ!
→ 過去問と類似問題が出題されやすく、出題パターンが決まっているため、勉強しやすい!
おすすめ選択科目のメリットと勉強法
①ネットワーク(選択)
難易度:★★☆☆☆(やや易しい)
おすすめ度:★★★★★(得点しやすい)
ネットワークを選ぶメリット:
- TCP/IP、ルーティングなど基礎知識があれば解ける!
- 過去問と同じパターンの問題が多い!
- ネットワークエンジニアを目指すなら必須知識!
ネットワークの勉強法:
- 「ネットワークスペシャリスト試験」の基礎レベルを学ぶ
- OSI参照モデル、IPアドレス、サブネットを理解する
- 過去問演習を繰り返し、問題パターンを覚える!
②データベース(選択)
難易度:★★☆☆☆(やや易しい)
おすすめ度:★★★★☆(対策しやすい)
データベースを選ぶメリット:
- SQLの基本ができれば高得点が狙える!
- データベース設計(正規化など)はパターンを覚えれば簡単!
- ITエンジニアなら実務でも役立つ知識!
データベースの勉強法:
- SQLの基本文法(SELECT、JOIN、GROUP BYなど)をマスター
- 正規化(第1〜第3正規形)を理解する
- 過去問を解きながら、データベース設計のパターンを覚える!
避けたほうがいい選択科目【難易度が高い】
科目 | 難易度 | 理由 |
---|---|---|
プログラミング | ★★★★★(難しい) | 擬似言語のアルゴリズム問題が難解 |
組込みシステム開発 | ★★★★★(難しい) | 専門知識がないと解けない |
経営戦略 | ★★★★☆(難しい) | 経営知識が必要で、文系向け |
❌ プログラミングは要注意!
- 擬似言語のアルゴリズム問題は、事前知識がないと解けない
- プログラミング経験がない人にはおすすめしない!
Q&A|「応用情報技術者試験 午後試験のおすすめ選択科目」に関する よくある質問
🔸Q4.午後試験は文章が長くて時間が足りません。どうすればいいですか?
Q1.午後試験の選択科目はどうやって決めればいいですか?
自分の得意分野・興味・実務経験に基づいて選ぶのが基本です。
過去問を数回解いてみて「解きやすい」と感じた科目を選択するのがベストです。
特に多くの受験者が選ぶ人気科目は ネットワーク、データベース、情報システム開発 です。
Q2.選択科目ごとの難易度の違いはありますか?
難易度の感じ方は個人差がありますが、一般的な傾向は以下の通りです。
- ネットワーク:仕組みを理解していれば得点しやすい
- データベース:SQLや正規化の知識が必要だが出題傾向は安定
- 情報システム開発:文章読解力が問われるが部分点を狙いやすい
- 経営戦略・プロジェクトマネジメント:暗記寄りで文系にも向く
- 組込みシステム開発:ハード寄りで苦手意識を持つ人が多い
Q3.午後試験の勉強法は?
効率的な勉強法は次の通りです。
- 過去問を5年分解く(出題傾向を把握する)
- 得意分野を3〜4科目に絞る(全部を網羅しようとしない)
- 解答プロセスを理解(キーワードを書けば部分点が入る)
- 模範解答を暗記するのではなく、自分の言葉で書く練習をする
Q4.午後試験は文章が長くて時間が足りません。どうすればいいですか?
午後試験は「読む時間」と「書く時間」の配分がカギです。
- 問題文は最初から隅々まで読む必要はなく、設問を先に確認してから本文を読むと効率的です。
- キーワードを見つけ次第メモし、解答欄に落とし込む練習をしましょう。
- 空欄は絶対に作らず、部分点狙いでも必ず書くことが重要です。
Q5.午後試験だけで落ちる人の特徴は?
よくある失敗パターンは次の通りです。
- 午前試験の知識が不十分で午後の理解が追いつかない
- 選択科目を広げすぎて勉強が浅くなる
- 模範解答を丸暗記して、応用力が不足している
- 空欄を作ってしまい得点を取り逃す
Q6.午後試験対策に役立つ参考書はありますか?
- 応用情報技術者 午後問題の重点対策
解答プロセスや部分点の取り方を解説しているため、午後試験の得点力アップに直結します。
まとめ|自分の得意分野・興味・実務経験に基づいて選ぼう!
選ぶべき科目
- ネットワーク(過去問と類似問題が多く、得点しやすい)
- データベース(SQLと正規化を覚えれば対策しやすい)
- システム監査(暗記中心で、論理的思考が不要)
避けるべき科目
- プログラミング(アルゴリズム問題が難解)
- 組込みシステム開発(専門知識が必要)
午後試験の選択科目で悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして、合格に向けた最適な科目選びをしてください!