「CCNPを受けたいけれど、試験費用ってどれくらいかかるの?」
ネットワークエンジニアとしてステップアップを目指す人にとって、CCNP(Cisco Certified Network Professional)は非常に価値のある資格です。
とはいえ、取得にかかる費用やコストは、事前にしっかり把握しておきたい重要なポイントです。
この記事では、CCNP試験に必要な受験料の内訳から、支払い方法、日本円換算、節約術、追加の学習コストまでを詳しく解説します。
これから受験を検討している方に向けた、実践的な費用ガイドとしてご活用ください。
目次
CCNPの費用総額はいくら?概要
CCNP資格は、以下の2種類の試験を受験・合格することで取得できます:
各プロフェッショナルレベル認定に必要な試験は、各自選択したコア試験 1 科目と集中試験 1 科目の計 2 科目のみで、自分の興味やニーズに集中できます。
また、各 CCNP テクノロジートラックのコア試験は、CCIE ラボ試験の認定試験を兼ねています。
CCNP 認定の詳細は、以下の通りです。
CCNP Enterprise
CCNP Data Center
CCNP Security
CCNP Service Provider
CCNP Collaboration
Cisco Certified CyberOps Professional
Cisco Certified DevNet Professional
- コア試験(ENCOR):57,200円
- 集中試験(ENARSIやENSDWIなど):42,900円
したがって、CCNP取得には合計100,100円の受験料がかかります。
この金額は再受験や失効時にも再度支払う必要があるため、計画的な学習が重要です。
試験費用の内訳と仕組み
- コア試験(ENCOR 350-401):
- 所要時間:120分
- 出題形式:多肢選択、ドラッグ&ドロップ、シミュレーション
- 価格:57,200円
- 集中試験(例:ENARSI 300-410):
- 所要時間:120分
- 出題形式:多肢選択、ドラッグ&ドロップ、シミュレーション
- 価格:42,900円
この2試験に合格することで、正式にCCNP資格を取得できます。
受験順は自由ですが、一般的にはコア試験を先に受けるのが推奨されています。
支払い方法および割引・バウチャー活用術
支払い方法:
- Pearson VUEのサイト上でクレジットカード払いが主流
- 一部企業ではバウチャー制度を利用して会社負担で受験可能
割引の活用:
- Cisco Learning Credits(企業内研修で利用)
- Cisco公式キャンペーンやCisco Liveでのプロモコード配布
- Cisco認定トレーニングパートナー経由の申し込みで割引されることも
費用以外にかかる準備コスト
CCNP取得には、受験料のほかに以下のコストもかかります:
- 参考書・教材費:
- Cisco Press公式ガイド:1冊約6,000円
- 模試・問題集:1,000〜5,000円
- ラボ環境費用:
- Cisco Packet Tracer(無料)
- GNS3(無料)
- 実機購入:中古で1万〜10万円
- クラウドラボ:月額5,000〜1万円
コストを抑える節約テクニック
以下のような工夫で、総費用を抑えることも可能です:
- セール時期に教材を購入(Black Friday、年末セール)
- 中古のCiscoルーター・スイッチを活用
- 模擬試験は無料版から始めて、必要なものだけ購入
- トレーニング動画はYouTubeや無料講座を活用
Q&A よくある疑問
Q. 再受験時の費用は? → 不合格だった場合も、同額を再度支払う必要ありです。
Q. 分割払いはできる? → Pearson VUEでは一括払いのみ対応。カード会社によっては分割設定可能。
Q. 学習コスト込みでいくらかかる? → 平均的には受験料+教材費で合計15万〜20万円程度が目安です。
まとめ
CCNP試験の受験費用は、
- コア試験:57,200円
- 集中試験:42,900円
- 合計:100,100円
これに加えて、教材やラボ環境などの準備費用がかかりますが、資格取得によるキャリアの幅や収入増加を考慮すれば、十分に見合う投資といえるでしょう。
事前の費用確認と計画的な準備で、安心してCCNP合格に向けてスタートを切りましょう。