基本情報技術者試験(FE)は、ITエンジニアを目指す人にとって最初の登竜門ともいえる国家試験です。
しかし出題範囲が非常に広く、午後試験ではプログラミングや擬似言語など、難易度の高い問題も出るため、「参考書選び」が合否を分ける重要なポイントになります。
この記事では、独学・初心者でも安心して学習を進められる基本情報技術者試験のテキストを5冊厳選し、それぞれの特徴とおすすめポイントをわかりやすく紹介します。
目次
おすすめテキスト① いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集
短期間で合格を狙う人向けのとことん丁寧な解説と「要点集中型」問題集。
とにかく出題頻度の高いところだけに絞りたい人に最適です。
特徴:
- よく出る問題を厳選して収録
- 解説が簡潔で、繰り返し学習しやすい構成
- コンパクトな構成で、持ち運びにも便利
おすすめな人:
- 学習時間をなるべく短くしたい人
- スピード重視で合格ラインを超えたい人
- 科目A試験中心に得点力を伸ばしたい人
おすすめテキスト② キタミ式 ITイラスト塾 基本情報技術者
IT初学者に絶大な支持を受けている定番の入門書。
フルカラーのイラストと図解で、専門用語を感覚的に理解できる工夫が満載です。
特徴:
- 視覚的に理解しやすいイラスト・図解が豊富
- 会話形式の解説で読みやすく、楽しく学べる
- 科目A対策を中心に、基礎知識を固めたい人向け
おすすめな人:
- IT初心者・文系出身者
- 難しい言葉に苦手意識がある人
- 基礎から丁寧に学びたい独学者
おすすめテキスト③ 基本情報技術者パーフェクトラーニング過去問題集
過去問演習を徹底的にこなしたい人向けの王道問題集。
解説が丁寧で、実践力が自然と身につきます。
特徴:
- 過去問をテーマ別に整理しやすく学べる
- 科目A・科目Bどちらにも対応
- 擬似言語、アルゴリズム、表計算など科目B対策が手厚い
おすすめな人:
- 基本情報を既に少し学んだことがある人
- 過去問から出題傾向を把握したい人
- 「問題を解いて覚える」タイプの学習者
おすすめテキスト④ うかる!基本情報技術者
テキスト+サンプル問題・過去問の一体型で1冊完結型。
インプットとアウトプットを効率的にこなしたい方に最適です。
特徴:
- 各章で「要点解説→サンプル問題→過去問」の流れがあり学習しやすい
- 科目Bの出題範囲をバランスよくカバー
- 章立てがしっかりしていて、スケジュール管理もしやすい
おすすめな人:
- 忙しい社会人や学生
- 書き込みしながら使いたい人
- 1冊で完結させたい効率重視の人
おすすめテキスト⑤ 徹底攻略 基本情報技術者教科書
試験攻略のための必須知識を完全網羅した、テキスト&問題集。
特に擬似言語やアルゴリズム分野に不安がある人にぴったりです。
特徴:
- 科目A+科目Bを通して体系的に学べる
- 擬似言語・アルゴリズム・表計算の解説が豊富
- 実務に近い問題への対応力を養える
おすすめな人:
- 科目B問題に苦手意識がある人
- 一通りの知識があり、応用力をつけたい人
- 中級者以上で得点力をさらに高めたい人
テキスト選びで失敗しないためのチェックポイント
初心者や独学者がテキストを選ぶ際は、以下のようなポイントを重視するのがおすすめです。
チェックリスト:
- 最新のシラバス・試験傾向に対応しているか
- 科目A・科目Bどちらにも対応しているか
- イラストや図解での解説が多く、理解しやすいか
- 自分の学習スタイルに合った構成か(読む派/解く派など)
- 解説の丁寧さや例題のわかりやすさ
まとめ|テキスト選びが基本情報試験合格の第一歩!
基本情報技術者試験は、内容の幅広さと科目B問題の難しさから、参考書選びが非常に重要です。
本記事で紹介した5冊は、いずれも合格者からの評価が高く、初心者〜中級者の学習をしっかりサポートしてくれる良書ばかりです。
- 「理解のしやすさ」を重視するなら『キタミ式』
- 「実践力を高めたい」なら『パーフェクトラーニング』
- 「科目B問題をしっかり対策したい」なら『徹底攻略シリーズ』
など、自分のレベルや目的に合わせて選んでみてください。
テキストをうまく活用できれば、独学でも基本情報技術者試験の合格は十分に可能です。
まずは自分に合った1冊を手に取り、計画的に学習をスタートしましょう。