「基本情報技術者試験に合格したけど、履歴書にはどう書けばいいの?」
「正式名称は?資格欄にどう表記する?」
「アピールにつながる書き方をしたい!」
こうした疑問は、合格後に多くの方が直面します。
基本情報技術者試験(FE)は国家試験であり、履歴書に記載することで十分な評価対象になります。
この記事では、基本情報技術者試験を履歴書に記載する方法・書き方の例・注意点・アピール方法まで、わかりやすく解説します。
目次
基本情報技術者試験は履歴書に書ける資格?
結論から言えば、基本情報技術者試験は履歴書に堂々と書ける国家資格です。
- 経済産業省認定の情報処理技術者試験
- 国家資格の中でも「高度IT人材の登竜門」として位置づけ
- IT企業だけでなく、一般企業や公務員採用でも評価される
情報系・エンジニア系を目指す方だけでなく、ITリテラシーを証明したい文系学生や社会人にとっても、非常に強力なアピール材料となります。
履歴書での正式な書き方(免許・資格欄)
資格を履歴書に記載するときは、「免許・資格欄」に書くようにしましょう。
基本情報技術者試験は、以下のように記載するのが一般的です。
書き方例(横書き履歴書の場合):
2025年5月 基本情報技術者試験 合格(独立行政法人 情報処理推進機構)
または、より簡潔に:
2025年5月 基本情報技術者試験 合格
注意ポイント:
- 「基本情報技術者」だけではなく「試験」まで含めて記載するのが正式
- 試験の実施団体名(IPA)を併記してもOK(特に公的書類では推奨される場合あり)
- 合格年月は、「証書の日付」に合わせる
英語表記が必要な場合(英文レジュメなど)
英語で表記する際は、以下のように記載します。
Fundamental Information Technology Engineer Examination (Passed in May 2025)
履歴書での効果的なアピール方法
資格欄に書くだけでなく、「自己PR欄」や「志望動機」などで、基本情報技術者試験で得たスキルや姿勢を言語化することが重要です。
アピールのポイント例:
- 論理的思考力・問題解決力を身につけた
- IT基礎から応用まで体系的に理解している
- 独学で継続的に学習する姿勢を証明できた
- セキュリティ・ネットワーク・アルゴリズムなど、実務に通じる分野の知識を習得した
自己PRに使える表現例:
「基本情報技術者試験に独学で取り組み、計画的に学習を継続する力と、ITの基礎から実務的な知識までを体系的に習得しました。
アルゴリズムやセキュリティなどの実務でも役立つ分野を学び、業務への応用にも前向きに取り組んでいきます。」
就職・転職における評価のされ方
IT企業の場合:
- 応募条件や昇格要件に含まれるケースも多数
- プログラミング経験が浅くても、資格で基礎力を証明できる
一般企業・公務員試験の場合:
- DX推進やIT化に対応するスキルとして好印象
- エクセルや表計算、ネットワークの基礎がある人材として評価されやすい
まとめ|基本情報技術者試験は国家資格。自信を持って履歴書に記載しよう!
- 基本情報技術者試験は国家試験。履歴書に堂々と書ける資格
- 正式名称で、合格年月を正確に記載することが大切
- 自己PR欄では、試験で得たスキルや姿勢を言語化してアピール
- IT系だけでなく、一般企業でも高評価される資格
履歴書は、ただ資格を並べるだけでなく、「なぜ取得したか」「何を得たか」まで伝えることで、あなたの価値を何倍にも高めてくれます。
基本情報技術者試験の合格を、次のステップにつなげましょう。