ITパスポート試験に無事合格して安心したのもつかの間、
「合格証書が届かない…」
「いつまで待っても郵送されない…」
そんな不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、合格証書が届かないのにはいくつかの理由があり、きちんと対処すれば再送も可能です。
この記事では、ITパスポート試験の合格証書が届かない場合に確認すべきこと、対処方法、問い合わせ先などをわかりやすく解説します。
目次
ITパスポート合格証書はいつ届くのか?
ITパスポート試験の合格証書は、試験の合格発表から2~3週間後を目安に簡易書留で発送されます。
発送スケジュールの確認方法
IPA(情報処理推進機構)の公式サイトには、「〇月〇日合格発表分の合格証書は、〇月〇日に発送します」といった情報が掲載されます。
合格者発表ページ:https://www.ipa.go.jp/shiken/goukaku/hassou.html
まずはこのページを確認して、発送予定日が過ぎているかどうかをチェックしましょう。
ITパスポート合格証書が届かないときの主な原因と対処法
1. 不在時に郵便局で保管されている
合格証書は簡易書留(対面手渡し)で届くため、不在時にはポストに「不在票」が投函されます。
- ポストに不在票が入っていないか確認
- 郵便局の保管期間(約1週間)を過ぎるとIPAに返送される
心当たりがある場合は、最寄りの郵便局へ確認してみましょう。
2. 住所が間違っている/転居している
受験時に登録した住所が間違っていたり、試験後に引っ越していた場合、合格証書が旧住所に送られてしまいます。
- 受験時に登録した住所を確認
- 郵便局への転送届が未提出の場合は届かないこともある
IPAに返送された場合は、再送依頼が可能なので、後述の手続きへ進みましょう。
3. すでに返送されてしまった
郵便局での保管期間を過ぎた場合、合格証書はIPAに返送されます。
IPAでは、発送日の属する月の3か月後の月末日まで合格証書を保管しています。
たとえば、5月13日発送分なら、8月31日まで保管されます。
保管期限内であれば、再送依頼が可能です。
ITパスポート合格証書が届かない場合の問い合わせ方法
以下の情報を準備し、IPAに問い合わせましょう。
問い合わせ先:
IPA 試験センター公式フォーム(FAQ):
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/reference/faq.html
必要情報:
- 氏名(漢字/カナ)
- 生年月日(西暦)
- 利用者ID
- 受験番号
- 試験の合格発表日
- 現住所(正確に)
公式フォームから連絡すれば、状況に応じて再送の案内が届きます。
ITパスポート合格証明書の発行も可能
もし合格証書を紛失してしまった/保管期限を過ぎた/どうしても受け取れなかった場合は、「合格証明書」の申請が可能です(※別途手数料が必要)。
詳細はこちら:
合格証明書の発行について(IPA公式)
まとめ|ITパスポート合格証書が届かないときは、まず落ち着いて確認を
- 合格証書は合格発表から2〜3週間で「簡易書留」で届く
- 不在票や住所不備で受け取れなかった場合、IPAに返送されていることも
- 保管期限内であれば、再送依頼が可能
- 紛失時は合格証明書を申請できる
合格証書は国家資格の証明書として非常に重要な書類です。
もし届かない場合も、落ち着いて状況を確認し、IPAに適切に問い合わせることで対応できます。
大切な資格だからこそ、しっかり受け取って、次のステップに活かしましょう。