「応用情報技術者試験(AP)をいきなり受けても合格できる?」
「基本情報技術者試験(FE)を飛ばして、いきなり挑戦しても大丈夫?」
応用情報技術者試験(AP)は、ITエンジニア向けの国家資格の中で「中級レベル」に位置する試験です。
本来、基本情報技術者試験(FE)の上位資格とされる試験ですが、
「基本情報を取らずに、いきなり応用情報を受けるべきか?」と迷う方も多いでしょう。
本記事では、
- 応用情報技術者試験をいきなり受けても大丈夫か?
- 基本情報なしで合格するための勉強法
- 試験範囲・難易度・合格率のリアルな分析
- いきなり受験した人の合格体験談
について詳しく解説します!
「基本情報を受けずに、直接応用情報を目指したい!」という方はぜひ参考にしてください!
目次
応用情報技術者試験はいきなり受けても合格できる?
IT知識があるなら可能!ただし難易度は高め
応用情報技術者試験はいきなり受けても合格は可能ですが、「IT知識のレベルによる」のが正直なところです。
基本情報技術者試験(FE)を飛ばしても合格できる人
- IT系の大学・専門学校で学んだ経験がある人
- ITエンジニアとして実務経験がある人
- プログラミング経験があり、ネットワークやセキュリティの基礎がある人
❌ 基本情報を飛ばすと難しい人
- IT未経験者・文系出身者
- プログラミング経験ゼロの人
- ネットワーク・データベース・アルゴリズムに触れたことがない人
T未経験者がいきなり受けるのはハードルが高いですが、ある程度IT知識があるなら「基本情報なし」でも合格可能です!
基本情報技術者試験(FE)と応用情報技術者試験(AP)の違い
「基本情報を飛ばしても大丈夫か?」を判断するために、まずはFEとAPの試験内容の違いを見てみましょう。
項目 | 基本情報技術者試験(FE) | 応用情報技術者試験(AP) |
---|---|---|
試験レベル | 初級(IT基礎) | 中級(実務向け) |
試験範囲 | IT基礎全般(プログラミング、ネットワーク、データベースなど) | IT基礎+マネジメント・戦略系の知識 |
合格率 | 約25% | 約20% |
問題形式(午前) | 80問(四択) | 80問(四択) |
問題形式(午後) | 5問選択(長文記述) | 5問選択(記述式+長文分析) |
- 基本情報は「IT基礎」を問う試験
- 応用情報は「IT基礎+マネジメント・戦略系」の知識が必要
応用情報技術者試験の難易度は?基本情報なしで挑戦するリスク
「いきなり応用情報」を考えている人にとって、一番気になるのは難易度ですよね?
応用情報技術者試験の合格率は約20%と低め!
試験名 | 合格率 |
---|---|
ITパスポート(iパス) | 約50% |
基本情報技術者試験(FE) | 約25% |
応用情報技術者試験(AP) | 約20% |
- 合格率は基本情報より低く、難易度は上がる
- 基本情報を飛ばすと「試験範囲が広すぎて対応できない」リスクがある
❌ 特に午後試験の難易度が高い!
- 記述式問題が多く、単純な暗記では対応できない
- 「戦略・マネジメント・経営」など、IT技術だけではない知識が問われる
→ 基本情報を飛ばすと、午後試験で苦戦する可能性が高い!
いきなり応用情報を受験する場合の勉強法2選
「それでも基本情報なしで、いきなり応用情報を受けたい!」という人向けに、合格率を上げるための勉強法を解説します!
① まずは午前試験の過去問を解いて、基礎知識をチェック!
- 応用情報の午前試験は、過去問からの流用が多い!
- 「IT基礎知識があるか?」を確認するため、過去問を解いてみる
- 得点率が50%以下なら、基本情報レベルの勉強が必要!
おすすめの無料学習サイト
- 基本情報技術者試験ドットコム(過去問演習)
- IPA公式サイト(過去問PDF)
② 午後試験対策は記述式の問題を徹底的に練習!
- 午後試験は「問題の意図を正しく理解し、論理的に答える力」が必要!
- 特に「情報セキュリティ」「プロジェクトマネジメント」の分野を重点的に勉強する
- 記述問題の解答例を参考にして、論理的な回答を作る練習をする
午後試験の対策ポイント
- 「情報セキュリティ」は必須問題なので、ここを落とさない!
- 「ネットワーク」「データベース」は基礎があれば得点しやすい!
- 「経営戦略」「マネジメント系」は暗記だけでなく、実務を想定して考える!
まとめ
結論:IT知識があるなら可能!ただし慎重に!
- 基本情報なしで合格できる人 → IT経験者、実務経験がある人
- 基本情報を飛ばすと厳しい人 → IT未経験者、文系出身者
おすすめの対策
- まずは午前試験の過去問を解いて、基礎知識が足りているかチェック!
- 午後試験は「情報セキュリティ」「ネットワーク」「マネジメント」を重点対策!
「基本情報を飛ばして応用情報を狙う!」という方は、しっかり準備して挑みましょう!