IT系資格 応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は難しすぎ?挫折しないための対策と乗り越え方

2025-04-10

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

応用情報技術者試験(AP)は、基本情報技術者試験の上位にあたる国家資格であり、ITエンジニアとしての実践的スキルや知識が問われます。

企業によっては昇格・資格手当の対象にもなり、評価の高い資格です。

しかし実際には「難しすぎて心が折れそう」「午後試験がトラウマ」という声も少なくありません。

この記事では、なぜ応用情報試験が“難しすぎる”と感じられるのか、そしてどう対策を立てれば乗り越えられるのかを、学習者目線で徹底解説します。

応用情報技術者試験とは?基本情報の上位資格としての位置づけ

1.対象者像

ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

出典:IPA>応用情報技術者試験

  • IPA(情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験の一つ
  • IT技術全般の「応用力」「設計力」「論理的思考力」が求められる
  • 国家資格であり、実務経験者を対象にしている難易度

基本情報よりも知識の深さ・出題の複雑さが増し、実務経験や応用的な理解がないと苦戦しやすい試験です。

応用情報技術者試験が“難しすぎる”と感じる4つの理由

難しすぎる理由① 出題範囲が広く、深掘りもされる

  • テクノロジ・マネジメント・ストラテジ系の全分野から出題
  • 午前試験だけで80問、各分野のバランスが問われる
  • 暗記だけでなく理解・応用力が必要

難しすぎる理由② 午後試験の記述式問題がハードルに

  • 長文の設問に対して、記述式の回答が求められる
  • 選択肢ではないため、誤魔化しが効かない
  • 論理的に「問われていることに正確に答える」力が必要

難しすぎる理由③ IT未経験者・文系出身者には専門用語が障壁に

  • IT用語や業界知識が頻出
  • ネットワークやアルゴリズムに馴染みがないとつまずきやすい

難しすぎる理由④ 時間配分と学習量のバランスが難しい

  • 午前・午後それぞれに対策が必要で、準備に時間がかかる
  • 独学では「何をどれだけやればよいか」が分かりにくい

実際の合格率と受験者の声

合格率は約20〜25%

  • 基本情報が約30%に対して、応用情報は明らかに低い水準
  • 難易度の高さが数字にも表れている

「難しすぎる」というリアルな声

  • SNSや掲示板では「午後で心が折れた」「何回も落ちてる」という声が多い
  • 一方で「午後を一度理解できると一気に楽になる」という意見も

合格者の体験談から見えるポイント

  • 最初は「訳が分からなかった」が多く、徐々にパターンに慣れることで突破
  • 苦手を放置せず、分野を絞って対策したのが成功のカギ

挫折しないための学習戦略 4選

学習戦略① 午前試験はまず確実に突破を目指す

  • 午前は選択式の知識問題
  • 過去問を繰り返して出題傾向を掴む
  • 苦手分野は分野別問題集で集中的に復習

学習戦略② 午後試験の記述対策には慣れが重要

  • 出題分野から5問を選択する形式
  • 問題文の「意図」を読み取る練習が必要
  • 解答例と照らし合わせて書き方を体得する

学習戦略③ 得意分野を武器にする「選択制」の活用

  • 午後試験は自分で解く分野を選べる
  • 得意なテーマ(例:情報セキュリティ、データベースなど)を軸に対策することで心理的な負担が軽減される

学習戦略④ 毎日1〜2時間の継続が合格への近道

  • 3〜6ヶ月を目安にコツコツ積み上げる
  • 毎週末に模試や復習を入れるサイクル学習が効果的

おすすめ教材・勉強法の紹介

科目別テキスト&問題集を活用する

  • 『キタミ式応用情報技術者』:初学者向けの丁寧な図解
  • 『応用情報技術者 合格教本』:出題範囲を網羅
  • 午後対策用の記述式問題集も1冊は揃えておきたい

Webサイト・アプリを併用する

  • IPA公式サイト:過去問と配点情報が無料で閲覧可
  • 過去問道場(応用情報版):午前問題の反復練習に最適
  • アプリで通勤・スキマ時間に知識確認

YouTube講座・解説動画

  • 『情報処理技術者試験・高校情報教科対策の突破口ドットコム』など、午後問題の読解や書き方に特化した動画が人気
  • 動画で視覚的に学ぶことで、理解がスムーズに進む

模擬試験・タイムトライアルで実戦力を鍛える

  • 試験本番と同じ時間配分で演習する
  • 解答後は必ず「解説+自己採点」で復習する
  • 1〜2週間ごとに模擬試験を取り入れるのが理想的

それでも「難しい」と感じたら?

一度立ち止まり、学習方法を見直す

  • スケジュールが無理すぎないか
  • 教材が自分に合っているかを再確認
  • 時には一旦立ち止まり、ペースを整える勇気も必要

基本情報に戻って基礎固めも有効

  • 応用情報の午前問題でつまずく場合は、基本情報の過去問で復習を
  • アルゴリズムやネットワークなど、苦手分野を丁寧に見直す

仲間・コミュニティとつながる

  • SNSや勉強会で仲間と進捗を共有することでモチベーション維持
  • DiscordやX(旧Twitter)で同じ目標の人を探すのもおすすめ

まとめ

応用情報技術者試験は、「難しすぎる」と感じる人が多い試験ですが、正しい対策と継続した努力によって、誰でも合格を狙える資格です。

  • 難しいと感じたときこそ、自分の学習スタイルを見直すチャンス
  • 苦手な分野は逃げずにコツコツ取り組む
  • 合格後には、より高度な資格へのステップアップや、職場での評価アップといったチャンスが広がる

焦らず、自分のペースで積み重ねていきましょう。

応用情報は確かに高い壁ですが、それを越えた先には、確かな自信とスキルが待っています。

💡あわせて読みたい
  • この記事を書いた人

ton

知らなきゃ人生は損をする | 読書で人生は変えられる | 人生一度キリ | 旅行に行かなきゃ生きていけない | 子連れ人生楽しもう | めざせ自由な人生

-IT系資格, 応用情報技術者試験
-