IT系資格 応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は難しすぎ?挫折しないための対策と乗り越え方

2025-04-10

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「難しすぎて心が折れそう」
「午後試験がトラウマ...」

悩んでいる人
悩んでいる人

応用情報技術者試験(AP)は、基本情報技術者試験の上位にあたる国家資格であり、ITエンジニアとしての実践的スキルや知識が問われます。

この記事では、なぜ応用情報試験が“難しすぎる”と感じられるのか、そしてどう対策を立てれば乗り越えられるのかを、学習者目線で徹底解説します。

目次

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応用情報技術者試験は難しすぎ?挫折しないための対策と乗り越え方

応用情報技術者試験とは?

  • IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験
  • 出題範囲は「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」と広範
  • 午前は選択式(80問)、午後は記述式(11問中5問選択)

午前

試験時間 9:30~12:00(150分)
出題形式 多肢選択式(四肢択一)
出題数・解答数 出題数:80問/解答数:80問

午後

試験時間 13:00~15:30(150分)
出題形式 記述式
出題数・解答数 出題数:11問/解答数:5問

出典:IPA>応用情報技術者試験

基本情報技術者試験よりも知識の深さ・出題の複雑さが増し、実務経験や応用的な理解がないと苦戦しやすい試験です。

応用情報技術者試験が“難しすぎる”と感じる4つの理由

難しすぎる理由① 出題範囲が広く、深掘りもされる

  • テクノロジ・マネジメント・ストラテジ系の全分野から出題
  • 午前試験だけで80問、各分野のバランスが問われる
  • 暗記だけでなく理解・応用力が必要

難しすぎる理由② 午後試験の記述式問題がハードルに

  • 長文の設問に対して、記述式の回答が求められる
  • 選択肢ではないため、誤魔化しが効かない
  • 論理的に「問われていることに正確に答える」力が必要

難しすぎる理由③ IT未経験者・文系出身者には専門用語が障壁に

  • IT用語や業界知識が頻出
  • ネットワークやアルゴリズムに馴染みがないとつまずきやすい

難しすぎる理由④ 時間配分と学習量のバランスが難しい

  • 午前・午後それぞれに対策が必要で、準備に時間がかかる
  • 独学では「何をどれだけやればよいか」が分かりにくい

挫折しないための学習戦略 4選

学習戦略① 午前試験はまず確実に突破を目指す

  • 午前は選択式の知識問題
  • 過去問を繰り返して出題傾向を掴む
  • 苦手分野は分野別問題集で集中的に復習

学習戦略② 午後試験の記述対策には慣れが重要

  • 出題分野から5問を選択する形式
  • 問題文の「意図」を読み取る練習が必要
  • 解答例と照らし合わせて書き方を体得する

学習戦略③ 得意分野を武器にする「選択制」の活用

  • 午後試験は自分で解く分野を選べる
  • 得意なテーマ(例:情報セキュリティ、データベースなど)を軸に対策することで心理的な負担が軽減される

学習戦略④ 毎日1〜2時間の継続が合格への近道

  • 3〜6ヶ月を目安にコツコツ積み上げる
  • 毎週末に模試や復習を入れるサイクル学習が効果的

おすすめ教材・勉強法の紹介

① 科目別テキスト&問題集を活用する

  • 『キタミ式応用情報技術者』:初学者向けの丁寧な図解
  • 『応用情報技術者 合格教本』:出題範囲を網羅
  • 午後対策用の記述式問題集も1冊は揃えておきたい

② Webサイト・アプリを併用する

  • IPA公式サイト:過去問と配点情報が無料で閲覧可
  • 過去問道場(応用情報版):午前問題の反復練習に最適
  • アプリで通勤・スキマ時間に知識確認

③ YouTube講座・解説動画

  • 『情報処理技術者試験・高校情報教科対策の突破口ドットコム』など、午後問題の読解や書き方に特化した動画が人気
  • 動画で視覚的に学ぶことで、理解がスムーズに進む

④ 模擬試験・タイムトライアルで実戦力を鍛える

  • 試験本番と同じ時間配分で演習する
  • 解答後は必ず「解説+自己採点」で復習する
  • 1〜2週間ごとに模擬試験を取り入れるのが理想的

それでも「難しい」と感じたら?

一度立ち止まり、学習方法を見直す

  • スケジュールが無理すぎないか
  • 教材が自分に合っているかを再確認
  • 時には一旦立ち止まり、ペースを整える勇気も必要

基本情報に戻って基礎固めも有効

  • 応用情報の午前問題でつまずく場合は、基本情報の過去問で復習を
  • アルゴリズムやネットワークなど、苦手分野を丁寧に見直す

仲間・コミュニティとつながる

  • SNSや勉強会で仲間と進捗を共有することでモチベーション維持
  • DiscordやX(旧Twitter)で同じ目標の人を探すのもおすすめ

Q&A|「応用情報技術者試験は難しすぎ?」に関する よくある質問

🔸Q1.応用情報技術者試験は本当に「難しすぎる」のでしょうか?

🔸Q2.どこで挫折する人が多いですか?

🔸Q3.午前試験の効率的な勉強法は?

🔸Q4.午後試験の対策はどうすればいいですか?

🔸Q5.未経験や文系出身者でも合格できますか?

🔸Q6.独学と通信講座、どちらがおすすめですか?

🔸Q7. 勉強時間はどのくらい必要ですか?

🔸Q8.挫折しないための工夫は?

Q1. 応用情報技術者試験は本当に「難しすぎる」のでしょうか?

難易度は高いですが「難しすぎる」というより 幅広い知識が必要なため学習負担が大きい というのが正確です。

合格率は20%前後で、記念受験を含めても一定数が合格しているため、適切な対策をすれば合格は十分可能です。

Q2. どこで挫折する人が多いですか?

多くの受験者がつまずくのは次の2点です。

  • 午前試験:暗記すべき範囲が広く、勉強時間を確保できずに脱落
  • 午後試験:文章が長く、記述式で「何を書けばいいのかわからない」と感じて挫折

特に午後試験で「模範解答と同じように書けない」と不安になる人が多いですが、実際は部分点があるため完璧に書く必要はありません。

Q3. 午前試験の効率的な勉強法は?

午前試験は 過去問演習が最も効果的 です。

直近5年分を3周繰り返せば合格ラインに届きます。

理解があいまいな問題は、テキストに戻って知識を補強するのが効率的です。

スマホで学習できる「過去問道場」を活用する人も多いです。

Q4. 午後試験の対策はどうすればいいですか?

午後試験は選択制なので、得意分野を3〜4科目に絞って集中対策しましょう。

  • 情報セキュリティ(必須)
  • ネットワーク
  • データベース
  • 情報システム開発 or 経営戦略

といった定番の組み合わせが人気です。

解答は模範解答と同じでなくても、キーワードを盛り込めば部分点がもらえるので、空欄を作らないことが重要です。

Q5. 未経験や文系出身者でも合格できますか?

合格可能です。文系出身で応用情報を取得している人も多くいます。

ただし基礎がない状態でいきなり挑戦すると挫折しやすいため、以下の準備をすると効果的です。

  • ITパスポートや基本情報技術者試験で基礎固め
  • イラスト解説が豊富な参考書(キタミ式など)で用語理解
  • 通信講座や動画教材で学習習慣を作る

Q6. 独学と通信講座、どちらがおすすめですか?

独学でも合格は可能ですが、学習管理が苦手な人は通信講座を利用する方が効率的です。

  • 独学:費用を抑えられるが、モチベーション維持が課題
  • 通信講座:費用はかかるが、動画解説や学習プランがあり効率的

スタディングやフォーサイトといった講座は社会人に人気です。

Q7. 勉強時間はどのくらい必要ですか?

目安は以下の通りです。

  • IT未経験・文系:200〜300時間
  • 基本情報合格者:100〜150時間
  • 実務経験者:50〜100時間

社会人の場合は1日1〜2時間、3〜6ヶ月を目安に計画するのがおすすめです。

Q8. 挫折しないための工夫は?

モチベーションを保つために以下を実践しましょう。

  • 過去問を解いて「点数の伸び」を確認する
  • 勉強仲間やSNSで情報共有する
  • 科目ごとに「ミニゴール」を設定する
  • 通勤時間やスキマ時間に学習を取り入れる

「小さな成功体験を積み重ねる」ことが継続のコツです。

まとめ|幅広い知識が必要なため、コツコツ取り組みましょう

応用情報技術者試験は、「難しすぎる」と感じる人が多い試験ですが、正しい対策と継続した努力によって、誰でも合格を狙える資格です。

  • 難しいと感じたときこそ、自分の学習スタイルを見直すチャンス
  • 苦手な分野は逃げずにコツコツ取り組む
  • 合格後には、より高度な資格へのステップアップや、職場での評価アップといったチャンスが広がる

焦らず、自分のペースで積み重ねていきましょう。

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