「CCNAの試験日って決まってるの?」
「いつどこで受けられるの?」
ネットワークエンジニアの登竜門ともいえるCisco Certified Network Associate(CCNA)は、他の資格試験とは異なり、特定の日に集中的に実施されるスタイルではありません。
受験者のスケジュールに合わせて自由に受けられる“随時受験制”が導入されているため、試験日を柔軟に選べるという大きなメリットがあります。
とはいえ、初めて受験する方にとっては「いつ予約できるのか」「試験会場の選び方」「試験日当日の流れ」など、気になる点も多いでしょう。
この記事では、CCNA試験の日程、予約手順、試験会場やオンライン受験の選び方、試験当日の準備事項までを分かりやすく解説します。
目次
CCNA試験日っていつ?試験スケジュールの特徴
CCNA試験(Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA))は、通年実施型の試験です。
試験の概要
この試験では、次に挙げる事項に関する受験者の知識とスキルが問われます。
- ネットワークの基礎
- ネットワーク アクセス
- IP コネクティビティ
- IP サービス
- セキュリティの基礎
- 自動化とプログラマビリティ
決まった試験日は存在せず、受験者が自分の都合に合わせて日程を自由に選択できるようになっています。
- 試験日は毎日設定可能(平日・土曜日が中心)
- 試験会場 or オンライン受験のいずれかを選択可能
- 早ければ予約の翌日に受験できることもあります
ただし、人気の高い会場や土曜午前などは予約が埋まりやすいため、受験日が決まったら早めにスケジュールを押さえるのが鉄則です。
試験日の予約方法(ピアソンVUEまたはOnVUE)
CCNA試験の予約は、試験実施機関「Pearson VUE(ピアソンビュー)」の公式サイトから行います。
- Ciscoアカウントを作成
- Pearson VUEのCisco専用ページへログイン
- 「試験を予約」から「200-301 CCNA」を選択
- 希望の試験方法(テストセンター or オンライン)を選択
- カレンダーから希望日時を選び、支払いを完了
受験料は42,900円です。
支払いにはクレジットカードまたは試験バウチャー、現金振込が利用可能です。
試験会場とオンライン受験の選び方
試験会場受験(テストセンター)
- 全国にある指定のピアソンVUEテストセンターで実施
- 安定した試験環境(ネット・機材トラブルが起きにくい)
- 他人の目があるため、集中しやすいという意見も
オンライン受験(OnVUE)
- 自宅・オフィスなど、インターネット環境があればどこでも受験可能
- 24時間対応。夜間や早朝も予約可能(英語対応)
- 事前にカメラ・マイク・ネット環境の動作確認が必須
オンライン受験は便利ですが、受験中に騒音が入ると失格になることもあるため、自宅環境の整備は必須です。
試験当日の流れと注意点
テストセンターの場合:
- 予約時間の15分前までに会場に到着
- 受付で身分証確認、ロッカーで私物を預ける
- 試験時間:120分、問題形式:選択式・シミュレーション
オンライン受験の場合:
- 30分前から入室可能。カメラで部屋の様子を撮影
- チャットで試験監督とやり取り
- 周囲に人がいないか、不正機器がないか確認
- 試験中に通信が切れた場合、試験中断の可能性あり
再受験・キャンセルポリシー
- 不合格の場合は5日後から再受験可能
- 予約の変更・キャンセルは試験日の48時間前までに行えば手数料なし
- 48時間以内のキャンセルは返金不可となるケースあり
Q&A よくある疑問
Q. 試験日は平日だけ? → いいえ。土曜日や祝日も受験可能です。会場により対応日が異なります。
Q. 当日予約もできる? → 原則、前日までの予約が推奨されていますが、空きがあれば当日予約も可能です。
Q. オンライン試験は日本語で受けられますか? → はい。問題文は日本語表示可能ですが、監督とのやり取りは英語のみとなる場合があります。
まとめ
CCNA(200-301)試験は、「日程も場所も自由に選べる柔軟な資格試験」です。
忙しい社会人や学生でも、自分のライフスタイルに合わせて最適なタイミングで受験できる点が大きな魅力です。
- 試験日は随時予約制、人気日程は早めに確保
- テストセンター vs オンラインの選び方は環境で決めよう
- 試験当日の流れも事前にしっかり把握しておくこと
しっかりと準備を整えて、自信を持って本番に臨みましょう。