ITインフラ系エンジニアを目指す方にとって、CCNA(Cisco Certified Network Associate)は登竜門とも言える資格です。
ネットワーク技術の基礎から応用までを体系的に学べる内容で、企業からの評価も高く、就職・転職時のアピール材料にもなります。
しかし、CCNAを受験しようと思ったときに気になるのが「受験料っていくらなの?」「円で支払えるの?」といったコスト面の疑問です。
本記事では、最新の受験料情報をもとに、日本円での目安や支払い方法、注意点などをわかりやすく解説します。
CCNAの受験料はいくら?【2025年最新版】
CCNA 認定
CCNA 認定は、絶え間なく変化する IT 環境に対応できる能力を持っていることを証明します。
CCNA 試験は、ネットワークの基礎、IP サービス、セキュリティの基礎、自動化およびプログラマビリティを対象としています。
俊敏性と汎用性を考慮して設計された CCNA は、今日における最も高度なネットワークを最適化して管理するために、必要なスキルを保持していることを証明するものです。出典:CISCO>CCNA
CCNAの受験料は、公式に発表されている金額で300米ドル(USD)です。
これを日本円に換算すると、為替レートや消費税を含めておおよそ46,800円(税込)が目安となります(2025年6月時点)。
- 試験名:CCNA(200-301)
- 受験料:300 USD
- 日本円換算:約46,800円(税込)※為替により変動あり
なお、価格は米ドルベースで決まっているため、受験申込時の為替レートによって変動します。
試験予約の際に正確な金額を確認しましょう。
受験料の支払い方法と受験予約の流れ
CCNAは、世界共通の試験であり、受験予約はピアソンVUEのWebサイトを通じて行います。
- 支払い方法:クレジットカード(Visa、Master、JCBなど)またはバウチャーコード
- 受験形式:会場試験またはオンライン監督試験(OnVUE)
- 登録方法:Pearson VUEにアカウント作成→試験予約
オンライン受験の場合は、自宅のPCとインターネット環境に加え、Webカメラや静かな部屋が必要になります。
受験料以外にかかるコスト一覧
CCNA合格までには、受験料以外にもいくつかのコストが発生します。
- 参考書・教材費:5,000~15,000円(黒本、白本など)
- 模擬試験サイト:無料~数千円(Boson、MeasureUpなど)
- 再受験時の費用:再度300 USDが必要
また、学習にかける時間や労力も重要な“見えないコスト”として見積もっておくべきです。
受験前に知っておきたい注意点
試験に関するルールや留意点も確認しておきましょう。
- 不合格の場合、中5日空けないと再受験できません
- オンライン受験では、試験中に離席や不審な動作があると失格になる可能性があります
- 受験予約には期限(有効期間)があるため、事前に余裕を持ったスケジューリングが必要です
こんな人にCCNAはおすすめ
CCNAは以下のような方に特におすすめです。
- IT未経験者からネットワークエンジニアを目指す人
- インフラ/クラウド系エンジニアとしてスキルを体系化したい人
- 外資系企業や大手SIerへの就職・転職を考えている人
実務経験がなくても、CCNAの取得は“学習意欲”の証明になります。
まとめ
CCNAの受験料は300 USD(約46,800円)と、資格試験としてはやや高めですが、得られるリターンを考えると十分に価値があります。
支払い方法や受験形式、再受験ルールなども事前に把握し、計画的に受験準備を進めましょう。
費用もスケジュールも、戦略的にコントロールすることで、効率的な合格を目指せます。