「基本情報技術者試験を受けたら、結果ってすぐにわかるの?」
「その場で合格かどうか確認できるの?」
CBT方式で実施されている今、こんな疑問を持つ受験者の方も多いのではないでしょうか。
実は、試験直後にある程度のスコア結果を確認することは可能です。
ただし、その時点では「正式な合格」ではないため、注意が必要です。
この記事では、基本情報技術者試験の結果がいつ・どのようにわかるのかを、試験当日の流れに沿って詳しく解説します。
目次
基本情報技術者試験の結果はすぐにわかる?
基本情報技術者試験は現在、CBT(Computer Based Testing)方式で実施されています。
そのため、試験が終了するとすぐに、画面上にスコア(評価点)が表示されます。
表示されるのは「評価点(スコア)」
- 科目A(旧・午前試験): 1000点満点中のスコア(例:720点)
- 科目B(旧・午後試験): 同じく1000点満点中のスコア
この時点で、どちらも600点以上あれば合格の可能性が高いですが、これは「参考情報」であり、正式な合格とは異なります。
基本情報技術者試験の正式な合格発表はいつ?
合格発表は「受験月の翌月中旬」
例:
- 1月受験 → 2月17日ごろ発表
- 2月受験 → 3月中旬ごろ発表
合格発表日には、IPA(情報処理推進機構)の公式サイトやマイページにて、正式に「合格/不合格」が表示されます。
合格発表スケジュール(IPA公式):
https://www.ipa.go.jp/shiken/goukaku/happyobi.html
基本情報技術者試験の試験直後のスコア表示は信用できる?
はい、スコアはほぼ正確な評価結果です。
CBT方式では自動採点が行われているため、点数の上下は基本的にありません。
ただし、以下の理由からスコアだけで合格と確定することはできないとされています。
- 不正行為や試験運営上のトラブルの確認が完了していない
- 最終的な合格者番号の公示(官報掲載など)は後日行われる
よって、正式な合格の確定はIPAの「合格発表日」をもって確定します。
合格発表の確認方法まとめ:結果がわかるタイミングと内容
タイミング | わかる内容 | 確認方法 |
---|---|---|
試験直後 | 評価点(A/B各1000点中) | 試験終了後の画面表示 |
試験当日2~3時間後 | スコアの再確認 | マイページ(CBT受験システム) |
翌月中旬(正式発表) | 合否の確定 | IPA公式サイト・マイページ |
合格の目安は600点以上×2科目
合格基準は以下のとおりです:
- 科目Aスコア:600点以上(1000点満点)
- 科目Bスコア:600点以上(1000点満点)
両方を満たしていれば、正式発表で「合格」となる可能性が非常に高いです。
まとめ|基本情報技術者試験の結果はすぐ確認できるが、正式合格は翌月に発表
- 試験直後にスコア(評価点)が画面に表示される
- スコアは正確だが、その場では「仮の判定」扱い
- 正式な合格発表は、受験月の翌月中旬に行われる
- 合格基準は、科目A・Bともに600点以上
試験が終わってすぐに点数が確認できるのは、モチベーションにもなりますよね。
とはいえ、「やった!受かった!」と確信するのは、IPAの公式発表を見てからにしましょう。
結果が気になる気持ちはとてもよくわかりますが、合格発表までの数週間を、次のステップに備える準備期間に変えていくのもおすすめです。