IT系資格 高度情報処理技術者試験

ITストラテジストって役に立たない?若手に知ってほしい価値とは

2025-03-20

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「ITストラテジストって、難しいわりに実務で使えないんじゃないの?」

ネットで調べると、そんな声がちらほら。でも、ちょっと待ってください。それ、本当に実態を知ってから言ってますか?

この記事では、「ITストラテジスト試験は本当に役に立たないのか?」という疑問に答えながら、この資格の“意外な価値”と“活かし方”をわかりやすく紹介していきます。

ITストラテジストってどんな資格?

「ITの戦略家」としての役割

ITストラテジスト(略してST)は、経済産業省が管轄する高度情報処理技術者試験のひとつです。

1.対象者像

高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。

出典:ITストラテジスト試験>IPA

簡単にいうと、「企業の経営戦略に沿ってITをどう活かすか」を考えるプロを目指す資格です。

資格内容のポイント

  • 経営とITの橋渡しをする視点が求められる
  • 技術だけじゃなく、ビジネス・マーケティング・会計知識も必要
  • 論述式の午後Ⅱ試験が特にハードルが高いと言われている

「なんかエラそうなこと書いてるな…」と思うかもしれませんが、裏を返せば、経営層と話せるIT人材になれるってことなんです。

ITストラテジストが「役に立たない」と言われる2つの理由

ITストラテジストが役に立たない理由① 実務とかけ離れている?

現場では「コードが書ける」「ネットワークがわかる」といったスキルの方が即効性があるので、戦略系の資格はどうしても“ふわっとしてる”と思われがち。

でも、それは今のあなたの立場から見た一面にすぎません。

ITストラテジストが役に立たない理由② 資格を持っているだけでは評価されにくい

STはとにかく難関なので、取得するだけでもスゴいんですが、活かし方を知らないと“持ってるだけ”になってしまうこともあります。

そのため、「結局、実務では使えない」「出世には直結しない」という声が出てくるわけですね。

実はこんなに使える!ITストラテジストのリアルな3つのメリット

ITストラテジストのメリット① 上流工程へのステップアップに直結!

要件定義や企画段階での仕事を目指すなら、STの知識はドンピシャで役立ちます

とくに、プロジェクトマネージャーやITコンサルタント志望なら、間違いなく強力な武器になります。

ITストラテジストのメリット② 経営層との会話力が身につく

企業の役員やマネージャーと話す機会が増えると、「売上」「利益率」「投資対効果」みたいなキーワードが飛び交いますよね。

ITストラテジストを勉強していると、こうしたビジネス視点で話せる土台が自然と身についていきます。

ITストラテジストのメリット③ 社内評価や転職でも有利に働く

資格を活かして「自分で提案できる人」になれれば、評価のされ方もガラッと変わります。

さらに、ITコンサル系やSIer上流職種への転職でも「評価対象」になります。

どんな人におすすめ?

  • 今の業務から一歩上の仕事をしたい
  • 技術職だけでなく、経営視点を持ちたい
  • 将来、マネジメントやITコンサルを目指す

「なんとなく勉強してみるか」でも全然OK!

むしろ、今の段階でこの視点を持っておくだけでも、他の人と差がつきますよ。

まとめ:ITストラテジストは“使える資格”です!

「ITストラテジスト=役に立たない」というのは、使い方を知らない人の声かもしれません。

実際には、キャリアの幅を広げたい若手IT社員にとって、かなり有用な資格です。

今の仕事にモヤモヤしているなら、STの勉強を通じて「IT×経営」の視点を身につけてみませんか?

あなたのキャリアに、新しい選択肢が見えてくるかもしれません。

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