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ITパスポート試験に出る計算問題の公式一覧【まとめ】初心者にもわかりやすく解説!

2025-03-22

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ITパスポート試験では、選択式の問題が中心ですが、その中に「計算問題(数値問題)」も数問出題されます。

特に、テクノロジ系(ITの基礎知識)やマネジメント系(プロジェクト管理)では、公式を使って計算する問題が出るため要注意です。

  • どんな公式が出るの?
  • 覚えるべき計算式を一覧で知りたい!
  • 問題文に応じてどう使い分けるの?

この記事では、ITパスポート試験に出る計算問題の定番公式を一覧で紹介し、使い方のコツまでわかりやすく解説します。

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【1】処理能力・性能に関する計算

スループット(throughput)

処理時間あたりに処理できるデータ量

公式:

コピーする編集するスループット = 総処理量 ÷ 処理時間

レスポンスタイム

要求を出してから応答が返るまでの時間(反応速度)

稼働率(可用性)

システムが正常に動いている割合

公式:

稼働率(%)=(稼働時間 ÷ 総時間)× 100

【2】プロジェクト管理(マネジメント系)の計算

ガントチャート・クリティカルパス

  • 作業日程や最長経路(クリティカルパス)を求める問題が出ます
  • 各タスクの所要日数を合計し、最も長い経路が全体の納期になります

工数の計算

メンバー人数 × 作業日数

公式:

工数(人日)= 人数 × 日数  
(または)
日数 = 工数 ÷ 人数

【3】情報量・データサイズの計算

情報量(エントロピー)の計算

何通りの情報かを2進数(ビット)で表す

公式:

情報量 = log₂(情報の種類数)
例:4種類 → log₂(4) = 2ビット

データサイズ(ファイル容量など)

ファイルサイズや通信量の計算で使われる

基本単位:

  • 1KB = 1024B(バイト)
  • 1MB = 1024KB
  • 1GB = 1024MB

公式例:

画像サイズ(バイト)= 解像度 × 色数(bit) ÷ 8

通信時間の計算

データを送るのに必要な時間

公式:

通信時間(秒)= データ量(bit) ÷ 通信速度(bps)

※「Byte(バイト)」表記の場合は「×8」でbitに換算!

【4】財務・会計(ストラテジ系)の計算

売上・利益の関係

公式:

売上 = 販売単価 × 数量  
利益 = 売上 − 費用
利益率(%)=(利益 ÷ 売上)× 100

損益分岐点(BEP)

利益がゼロになる分岐点を求める

公式:

損益分岐点(数量)= 固定費 ÷(販売単価 − 変動費)

【5】パーセント・比率・成長率

構成比(割合)

構成比(%)= 対象値 ÷ 全体 × 100

増加率・成長率

成長率(%)=(今年 − 昨年)÷ 昨年 × 100

計算問題の攻略ポイント

① 単位の変換に注意

  • バイト ⇔ ビット
  • 秒 ⇔ 分 ⇔ 時間
  • 人日 ⇔ 日数・人数

試験では単位を意図的にズラして出題されることもあるため、変換ミスに注意。

② 選択肢の検算が有効

実際に選択肢を代入して検算すると早く解けることもあります。

③ 暗記しすぎず、仕組みを理解しておく

丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」を理解しておくことが得点力につながります。

おすすめの演習サイト・教材

  • 【キタミ式 イラストIT塾 ITパスポート】(参考書)
    → 計算問題が図解でわかりやすい!

まとめ|公式は少なめ!だからこそ確実に押さえよう

  • ITパスポートの計算問題は数問だが、基本的な公式を確実に理解しておくことが重要
  • 出題傾向はある程度決まっているので、一覧で整理して何度も解くのが効果的
  • 単位変換やケアレスミスに要注意!
  • 「計算に自信がない」人ほど、図や具体例を使って理解するのがコツ

難しい数式は出ません。基本的な公式+丁寧な理解+演習で、確実に得点源にしましょう!

  • この記事を書いた人

ton

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